営業担当者の課題
・見積のシステム化の意義は、シンプルで誰にでも見積が出来、情報が共有され、見積の精度が向上して受注率の向上につながることである。
見積システム自体の操作性については、業界特有の情報を盛り込み常に最新の情報が検索出来ることである。作成効率の向上や見積進捗の把握は、いかに早く的確に顧客の情報を整理しニーズに則した見積を提出することである。
・業界特性(注文商品の変更等)を考慮した、見積から受注への連動、商品の増減管理の自動化を推進する仕組みである。
見積から受注、受注から発注、受注から出荷、出荷から売上、業務の展開の中いかに前工程の情報を活かし業務効率を上げるかがポイントである。しかし、いかに煩雑な業務や業界の特性を熟慮したシステムでないと実現出来ない課題であることも事実である。
・物件や取寄品の発注に際し、納期や単価確定の精度を上げることにより、顧客対応を迅速にし顧客満足度を向上させる。
業界特有の送り状による入荷や、引き取りなど多様な業務形式に対応して、より正確な入・出荷管理を行うことをにより利益管理の精度をも向上させる。また、単価確定時に売上計上することにより低粗利やマイナス利益の発生を事前にチェック出来る。
・物件の進捗や利益管理を会社全体で管理することが重要であり、個々の物件の進捗をチェックして受注活動に貢献することが基本である。
物件のルートや取引先の傾向を把握して物件管理を行う仕組みであり、失注してもメンテナンス需要や取引先に対する今後の提案を引き出し管理を行うことが必要である。利益管理においては、販売価格のみならず、原価管理、仕入先管理を徹底して原価低減を目指す。
・予算策定の基本は取引先の今後の動向と現状把握から始まると考えております、つまり得意先の出来高に対するシェアを維持するのか上げるのか・・・得意先ごとの数値を積上げることが必要である。
前年予算や実績からの予算作成ではなく、上記の金額と実際の総コストの部門別、担当別比較を行い予算の増減の確定を行い、より達成感の持てる予算であることが望ましいと考えます。(担当者のやる気)
・予算策定でも必要で最も重要な仕事の一つであり、会社全体で地域:テリトリーにおける総出来高を把握して顧客情報を集約して新規顧客開拓の数値目標を策定することが重要であると考えます。
地域:テリトリーの中の顧客の総出来高や動向を常に、仕組みの中にインプット出来ること、顧客情報が常に確認出来ることを目標にしたシステムです。