7.スマホにおけるクモの巣導線戦略
では、買い物客の購買心理を刺激し、ある程度絞り込まれた選択肢の中で
気持ちよく購入品を決定していただくにはどうすれば良いか?
じゃあ、具体的にはどうすればいいのか?
端的に言ってしまうと、
「楽天 gold にスマホ表示に最適化された特集ページを作ろう!」ということなります。
※ヤフーショッピングではトリプルを利用します。
ここでは一例として、下記のようなワイヤーフレームを提示しておきましょう。
本例だと、商品は5つだけ提示した特集ページになります。
思い切ってこのくらい絞り込んで「テーマ(購買企画)」ごとに提案性のある見せ方をしていきます。ここをランキング形式にしてもいいでしょう。
更に、上部にはシンプルなメニューを配置しておきます。
ここもあまり重くせずに4つくらいまでにしておきます。(上記ではオススメ、新着、ランキング、店舗トップ)
くれぐれも重くしない。複雑にしたら駄目ですよ。(少なくとも今はまだ。)
ページ下部には特集ごとに訴求したデザインのバナーを配置しています。上部メニューと違い、画像で見て興味を引けばクリックされやすくなります。
こういったページを gold スペースに作成しておき、標準のスマホトップページや、スマホの各商品ページから誘導されるようにします。(誘導バナーを設置します。)※ヤフーショッピングではトリプルを利用
ユーザーは楽天標準サイト(各商品ページ)と gold で作られた特集ページを行き来する導線になります。
更に、トップページもしっかり GOLD に作りこんでもよいですね。いうなれば、「裏トップページ」(笑)ですよ!(^0^)v 実際、大型有名店は裏トップページ作ってますからね。トップページなのに裏!なんですが(笑)
(もちろん、標準TOPからリダイレクト設定がモール側で可能になれば別に「裏」じゃないですけどね。ヤフーはリダイレクト可能ですが楽天ではまだのようです。2015/2時点)
まさに、クモの巣のように捕らえていく。そんな戦略になります。
そして、スマホに最適化された絞り込まれた商品一覧の中から購買選択をさせていく形です。
商品をクリックしたら当然商品ページに移動しますよね。その商品を見たらまた、GOLD につくった特集カテゴリページに戻ってくるように全ページに、誘導バナーを設置しておきます。
こうやって囲い込んでいくわけですが、実はこのノウハウはスマホよりもっと閲覧が不便だったガラケー時代の超鉄板ノウハウだったことはご存知でしたでしょうか?ガラケー時代、このノウハウだけで平気で月商 1000 万のお店もありましたからね。 一時期特にモバイル(今で言うガラケー)に活路を見出していた DeNA ショッピング(当時ビッダーズ)が一押ししていた手法でもあります。ビッダーズは「売れない売れない」って散々言われたものですが、ごく一部店舗さんは知っていました。やり方次第でガラケーだけで平気で月商 1000 万作れることを。
ただ、今、スマホは「何もしなくても売れる」とか、「作成にあたり HTML が難しい(マルチデバイス対応が必須)」とかで、逆にやりにくくなってる面もあり、できてる店舗はごく一部になってるのが現状でしょう。ガラケーで鉄板ノウハウだと知ってた人からすると、ガラケー時代と比ではないこのスマホ時代に、まだあまり広まって欲しくないまさに gold、「金の施策」かもしれませんが。
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